「採用サイトも求人媒体も整えているのに、なかなか母集団が集まらない」。そんなお悩みを耳にする機会が増えています。

一方で、学生側の企業研究のしかたは大きく変わってきました。
SNSで社名を検索し、動画で職場の空気を確かめてから選考に進む。そんな動きが、最新の調査からはっきり見えてきています。

今回は、2026年夏に公表された2つの調査をもとに、いま採用動画に求められていることと、企業が今日から取り組めるポイントを整理します!

就活生の約6割が「SNSをきっかけに選考を受けた」

株式会社リソースクリエイションが2026年8月に発表した「SNS就活実態調査」(2027年卒の就活生212名、2026年3月〜7月実施、自社調査)では、次のような結果が出ています。

  • 企業名をSNSで検索したことがある学生:83.5%(Instagram 65.6%、TikTok 36.3%、X 19.8%)
  • 企業アカウントを見て入社意欲が増した学生:85.8%
  • SNSをきっかけに選考を受けたことがある学生:59%

回答者数は212名と限られた調査ではありますが、「SNSは見られているだけでなく、実際の応募行動につながっている」という傾向は押さえておきたいところです。

きっかけになったのは「ふだんの仕事」が見える動画

同調査で、選考のきっかけになったコンテンツとして挙がったのは「仕事風景の動画」(27.8%)、「1日の仕事の流れの動画」(25.5%)、「社員紹介・インタビューの動画」(23.6%)。動画コンテンツが合わせて76.9%を占めています。

また、選考で最も重視するものとして「会社の雰囲気」を挙げた学生は64.2%で、給与や年間休日数を上回りました。文章や写真では伝わりにくい「雰囲気」こそ、動画がいちばん得意とする領域です。

「フォロワー数は重要ではない」が6割超。問われるのは中身

もうひとつ注目したいのが、企業SNSのフォロワー数について64.2%の学生が「重要ではない」と回答している点です。

「うちはフォロワーが少ないから発信しても意味がない」と考える必要はありません。学生が知りたいのは、アカウントの規模ではなく「この会社で働く自分を想像できるかどうか」。知名度に関係なく、中身のある発信を続けている企業にチャンスがあると言えます。

企業側も6割以上が効果を実感、これからは「ブランディング」へ

企業側の実感はどうでしょうか。動画制作サービス「ムビサク」を運営するアルファノート株式会社が、採用活動に動画を活用している企業の人事担当者500名を対象に行った調査(2026年6月実施)では、採用動画の活用で「効果があった」と回答した割合が65.8%にのぼりました。

1本あたりの制作予算は「10万円〜30万円未満」が25.0%で最多、次いで「30万円〜50万円未満」が19.4%。大がかりな映像ではなく、現実的な予算で取り組む企業が中心であることがわかります。
さらに、今後の採用活動で使いたい動画の1位は「企業ブランディング」動画でした。

なお、この調査はすでに採用動画を活用している企業が対象のため、数字はその前提で読む必要があります。
それでも、「募集要項を伝える動画」から「会社そのものを好きになってもらう動画」へと、関心が広がっていることは読み取れます。

今日から始められる、採用動画3つのポイント

1. つくり込みより「いつもの職場」を見せる

学生の背中を押しているのは、仕事風景や1日の流れといった日常の映像でした。立派な会社紹介映像を1本つくるよりも、現場の様子が伝わる短い動画を重ねていくほうが、求められている情報に近づけます。

2. 短尺で出会い、長尺で理解を深めてもらう

ショート動画は「知ってもらう入口」として相性のよい形式です。そこで興味を持った学生が、社員インタビューや仕事紹介をじっくり見られる場所としてYouTubeチャンネルを整えておくと、動画が会社の資産として積み上がっていきます。

3. 単発で終わらせず、続けられる体制をつくる

フォロワー数より中身が見られる以上、大切なのは継続です。企画・撮影・編集・投稿の流れを無理なく回せる体制を、最初に設計しておくことが成果への近道になります。

まとめ:採用動画は「雰囲気を届ける」ための手段

学生はSNSで企業を検索し、動画で雰囲気を確かめ、納得したうえで選考に進んでいます。そして重視されているのは、フォロワー数ではなく発信の中身です。

LAUGHSでは、YouTubeチャンネルの運用支援をはじめ、採用動画の企画・制作、採用サイトを含むWeb制作まで、動画を軸にした発信をトータルでお手伝いしています。
チャンネルの設計から日々の運用まで、会社の「らしさ」が伝わる形をご一緒に考えます。

「採用に動画を使ってみたいけれど、何から始めればいいかわからない」「いまの発信を見直したい」という段階でも大歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせページからご相談ください。

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