動画編集✕AI
動画やYouTubeにまつわる分野でもAIの活用が広がってきています。
この記事では、AIを活用した動画編集がクラウドで簡単にできるという「Video BRAIN」について纏めておきます。
一体どこまで使えるのか?何ができるのか?など気になる方は、ぜひ続きをチェックしてみて下さい。
Video BRAIN(ビデオブレイン)は誰でも簡単に動画編集ができる、 5年連続シェアNo.1 AIビジネス動画編集クラウドです。ビジネスシーンのあらゆる「伝わらない」を動画で解消し、企業の経営課題を解決に導きます。
Video BRAINの基本的な機能としては、動画の制作から配信・分析まで一括で行えて、それをAIがサポートしてくれるというものです。
例えば、企業がYouTubeの運営を内製化するのであれば、担当者は、テンプレートの中からイメージする企画に近いものを選択し、必要な動画と写真を撮影、それらの素材と文字情報をアップロードするだけです。
その後は、AIが動画の構成も含めて提案してくれるので、確認後調整を行って完成です。
いたってシンプルで直感的にイメージしやすいので、使いやすいと思います。
動画編集部分だけで業務の流れを見ると…
①企画 ➡ 担当者
この部分は担当者が行うようになりますが、様々なテンプレートが用意されているので、その中から選べば概ね問題はありません。
たしかに簡単かと思いますが、画像生成AIでもテキスト情報でもAIに指示するための「プロンプト(呪文)」が重要になるのは変わりません。
AIは当然学習し進化していきますので、YouTubeのトレンドやアルゴリズムが進化するのと同様、それを扱う人や担当者も、プロンプトやトレンドもしっかり学び成長していかないと十分な活用はできないかもしれません。
②構成 ➡ AI
人工知能チャットボット「ChatGPT」が使われており、文字情報をもとに対話型AIが動画のシーン構成やテロップ文言のアイデアを提案してくれます。
③撮影 ➡ 担当者
ここは人が当然行います。とはいえ、スマホのカメラ機能も極めて優秀になってきていますし、人にもよるでしょうが問題ないことの方が多いと思います。
とはいえ、素材が企画や構成に合っていなければ、さすがのAIもそれなりのものしか作れません。AIに丸投げで企画やシナリオから具体的な撮影イメージを作れていなかったり、出演者との情報共有や事前の打ち合わせが足りないと、せっかくの機能も活かせません。
④編集 ➡ AI
ここまでくれば、AIが編集を提案してくれますので、それを確認し気になるところを調整するだけです。この部分も担当者は慣れてくれば問題なくこなせるとは思います
おそらくどの行程も使用自体は難しくないと思います、
ぜひ気になる方は一度チェックしてみて下さい。
料金体系
プランは2通りです。
使いたい機能とアカウント数により決まります。利用する部門やチーム数とユーザー数により分けられており、詳しくは個別お問い合わせです。
今回はAIを活用した動画制作一元管理サービス「Video BRAIN」について紹介させてもらいました。
今後同様のサービスも増えてくるでしょうし、AIをうまく活用したコンテンツ制作はますます一般的なものになると思います。
ただし、どんなに素晴らしいテンプレートでおしゃれな編集が施されていても、やはり企画やシナリオ、出演者との目的共有など、人の手が重要になるポイントはあります。
あくまで、動画にまつわる業務を一括で効率よく進められるサービスです。丸投げできるサービスだと考えていると、せっかくの素晴らしいサービスも活かせない気はします。
Video BRAINも素晴らしいサービスですので、これから利用する企業も増えてくると思います。
とはいえ、おそらく機能を十分に活かしきれる企業は、すでに動画をマーケティング活動にかなり活用している企業、もしくは、それを目指す企業だろうと思われます。
例えば、YouTubeを活用して企業としての情報発信に力を入れていきたいという場合、その単一のチャンネルの運営だけではとても費用対効果は合わないでしょうし、全体を管理する担当者には一定以上のスキルと学習が求められます。
そのあたり、気になる方は参考にしていただければと思います。