「急上昇ページがなくなった」「ショートの再生数が急に落ちた気がする」…2026年に入ってからYouTubeまわりでそんな声を耳にした運営者の方も多いのではないでしょうか。2025年7月の急上昇ページ廃止を皮切りに、YouTubeのアルゴリズムや機能は静かに、しかし着実にアップデートを重ねています。今回は2026年8月時点の最新事情をもとに、企業のYouTube運用担当者が今おさえておきたいポイントを整理してご紹介します。

急上昇ページ廃止から1年、”伸び方”の基準が変わった

2015年から続いてきた「急上昇」ページは2025年7月21日に正式に終了し、音楽・ポッドキャスト・映画予告編などジャンル別の「YouTube Charts」へと移行しました。廃止の背景には、おすすめ動画やショート、検索サジェストなど動画との出会い方が多様化し、単一のグローバルランキングでは実態を映しきれなくなったという事情があります。

この流れと並行して、YouTube本体のアルゴリズムも「とにかく視聴時間を稼げば伸びる」という単純な評価から、視聴者の満足度そのものを重視する方向へ進化しています。2026年時点では、ショートと長尺動画は完全に独立したアルゴリズムで評価されるようになっており、片方のバズがもう片方の再生数に波及することもありません。さらに「バズっているフォーマットを真似する」のではなく、特定のジャンル・特定の視聴者層に繰り返し刺さる動画を積み重ねるチャンネルの方が伸びやすい構造になってきました。単発の再生数よりも「誰に、何を、継続的に届けているか」が問われる時代になったと言えるでしょう。

2026年7月始動、新機能「番組(Show)」に注目

2026年7月2日には、新しいコンテンツ整理の仕組みとして「番組(Show)」機能が追加されました。これはシリーズものの動画をエピソード単位で構造化し、視聴者が「続きから見る」体験をスムーズに得られるようにする機能です。

企業チャンネルの観点では、この機能は特に相性が良いと考えられます。たとえば連続講座形式のノウハウ動画、社員インタビューシリーズ、定期配信のアーカイブなど、”シリーズで見てもらうこと”に価値がある企画は、番組機能によって視聴継続率の向上が期待できます。単発の動画を出し続けるだけでなく、企画段階からシリーズ設計を意識することが、今後のチャンネル運用では重要になりそうです。

ショート動画にも地殻変動が

ショート動画まわりでは2倍速再生機能が新たに追加された一方、2026年7月以降、ショートのおすすめ表示経由の再生回数が大幅に落ち込む現象が複数のチャンネルで報告されています。原因は公式には明らかにされていませんが、こうした変動が起こり得ることを踏まえると、ショート単体に依存した運用はリスクが高いと言わざるを得ません。長尺・ショート・番組機能などフォーマットを組み合わせ、特定のアルゴリズム変動に運用全体が左右されにくい体制を作っておくことが、企業アカウントには特に求められます。

変化の多いYouTube運用、自社だけで追い切れていますか?

ここまで見てきたように、YouTubeのアルゴリズムや機能は数ヶ月単位で更新が続いており、担当者お一人で全てを追いかけながら通常業務と両立するのは簡単ではありません。私たちLAUGHSでは、企画・撮影・編集はもちろん、こうした最新のプラットフォーム動向を踏まえたチャンネル設計・運用戦略の立案まで含めて支援するYouTube運用支援サービスを提供しています。採用動画の制作やEC・Webサイト制作など、動画を軸にした周辺施策のご相談もあわせて承っています。

まとめ

急上昇ページの廃止に始まり、視聴者満足度を軸にしたアルゴリズムの進化、そして番組機能の登場やショートの変動まで、2026年のYouTubeは「継続的に、シリーズで、特定の視聴者に届ける」運用がより重要になる方向に進んでいます。目先の再生数だけでなく、半年・1年単位でチャンネルをどう育てるかという視点を持つことが、これからの企業のYouTube活用では欠かせません。

「自社のチャンネル運用がこの流れに合っているか一度整理したい」「動画を使った採用広報やブランディングを検討している」という企業のご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせページからご相談ください。

YouTubeチャンネルの成功は技術です。

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