Midjourneyは常に進化していて、v6以降では特に注目すべき新機能が続々と登場しています。その中でも最近追加されたのが…
📝 ドラフトモード(Draft Mode)
👤 パーソナライズ(Personalization)
「名前は聞いたことあるけど、正直よく分からないし、何が便利なの?」という方に向けて、今回はこの2つの機能を分かりやすく解説します。
📝 ドラフトモードとは?
■ ざっくり言うと:
「もっと速く、たくさんのバリエーションを見たい人向け」のモード。
■ 使い方:
プロンプト入力の際に、–style draft を追加するだけ。
/imagine prompt “futuristic city skyline at dusk” –style draft
特徴とメリット:
特徴・内容
- スピード レンダリングが超高速。サクッとアイデアを確認可能。
- バリエーション重視 1回の出力でよりラフな案が出やすく、方向性の確認に最適。
- リソース節約 クレジット消費が軽め。ラフ案を量産したいときに便利。
こんな時に使える!
- シナリオの絵コンテ案を複数作りたいとき
- クライアントに「方向性のたたき台」を提示するとき
- 複数プロンプトのABテスト用に素早くチェックしたいとき
👤 パーソナライズとは?
■ ざっくり言うと:
「あなたの好みに合わせて結果を調整してくれる仕組み」です。
Midjourneyが、あなたの過去の「Upscale」や「Vary」などの操作履歴を学習し、より好みに近い画像を自動で出してくれるようになります。
■ 有効化の方法:
公式Discord内で以下のコマンドを入力します。
/prefer option set personal_style true
特徴とメリット:
特徴・内容
- 学習型 過去の自分の好み(Upscale/Varyの選択)を覚えてくれる
- 時間短縮 毎回手動で微調整しなくても、いい感じの結果に近づく
- 精度アップ “ブレない作風”の生成がしやすくなる
こんな時に使える!
ブランドやYouTubeチャンネルの一貫したビジュアル制作に
- 毎回「こういう雰囲気が好き」と言うのが面倒なとき
- 特定のスタイル(例:レトロ風、ミニマル、手書き風)を多用する人
💡 両機能をこう使い分けよう!
シーン | おすすめ機能 | 理由 |
ラフ案を大量に出したい | ドラフトモード | 高速で低コスト。数撃って方向性を探れる |
一貫性あるビジュアルを作りたい | パーソナライズ | 自分の好みに近づいた結果が出やすい |
クライアント提案用の初期案 | ドラフトモード → パーソナライズ | ラフで幅を見て、気に入ったら精度の高い再出力 |
🛠 活用Tips:プロンプトとの合わせ技!
- ドラフトモード + –ar 16:9:速攻ラフ出力
- パーソナライズ + –style cute:かわいい系の統一感ある生成
- 両方を切り替えつつ使う:スピードと精度の両立
どちらもちょっとの工夫で制作効率が爆上がりする機能です。まだ使っていない方は、ぜひ一度試してみてください!